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お誕生日おめでとうございました!

  1. 2015.04.04(土) _23:19:49
  2. 小説
  3.  コメント:6
このストーリーは、フレンドさんのお誕生日のために書いたものですので、多分他の方には良く分からない内容だと思います。
当日、誕生日だから何かしないと・・・と思いつつすぎてしまって、フレさんのブログでフレさんのメインキャラがお祝いされているのを見て、双子設定のサブキャラも祝ってやろーぜ!と思い立って2時間で書き散らしました。

そんなストーリーでもよければ短い読み切りなのでRead More »からどうぞ。
 




おめでとう!おめでとう!とお祝いの言葉が飛び交うソルさんのマイルーム。
私とルミは「そるの誕生日会を開くから来てね」とアイシャさんから招待を受け、こうしてソルさんのマイルームにお邪魔していた。

アイシャさんが居心地悪そうなソルさんをみんなの前に引っぱり出し、グラスを掲げる。

「そるのおたんじょうびにかんぱーい!」
「かんぱーい!」

ルミは今にもキラキラ輝き出しそうな色とりどりの料理を自分のお皿に盛って、おいしそうに次々と頬張った。

「すっごいねー!これ全部アイシャが作ったの?」
「ううん!そるだよ!」
「あー、やっぱり?ソルの料理おいしいよね!」

自分の誕生日会に自分で料理作らされるソルさん……。
でも、きっと「なんで俺が」と言いつつ、アイシャさんの注文通りに作ったんだろうなぁ。
それがソルさんの幸せだって私は知ってる。
知ってるけど。

「……ちょっと、一瞬爆発しろって思った」
「ん?何、弥涼?なんか言った?」
「な、なんでもない」
「変なの。ほら、どんどん食べなよ!これとかおいしいよ!」

フォークの先の食べ物が何か私が確認する前に、ルミは私の口にそれを突っ込んだ。

「いすずちゃんもいっぱいたべてねー!」
「あ、はい。いただきます」

綺麗なしましま模様の名前もわからないものを食べながら、ふと、思い出した。

(あれ?ソルさんが誕生日ってことは……)

あの人も誕生日なのでは?
ソルさんと何もかもがそっくりで、でもなにもかもが全然違うあの人だ。
辺りを見回してみても、パーティに呼ばれた人の中にはいない。
いるわけはない。
ソルさんとあの人が同じ場所にいたら、そこは即戦場になる。

(性格悪いからなぁ、あの人。祝ってくれる人いなさそー)

顔はソルさんとそっくりなだけあって、外見は破壊的な性格をカバーして余りある。
声も瓜二つ。
さらにはソルさんと違って愛想が良いため、一瞬良い人にも見える。

砂漠でダーカーの群れを殲滅している私に向かって、加勢するどころか背後から斬りかかるようなヤツなのに!(実話)
顔と声が良いってだけでどれ騙せるのかっていう良い見本だとしか思えない!

「弥涼?顔が怖いよ?」
「ごめん。今すっっっっごい嫌なこと思い出してた」
「大丈夫?」
「だ、だいじょうぶ……」

小さなため息が出た。
いろいろあったけど、お世話になったような気がしないわけでもないし。

(祝ってあげよーかな……)


* * * * * * * * * *


ロビーをぐるっと回ってみる。
どこにもその姿を見つけることはできなかった。

「会いたくないときはどこからともなく湧いて出てくるくせに、いざ探すといないっていう。何これデイリーオーダーか何か?」

今日中にお祝いしてあげないと意味がないし、ある意味デイリーオーダーなのか。
さて、どこにいるのか……と気を取り直して振り返ったその時、視界の端にソルさんとそっくりなあの顔が見えた。

「いた!」

ショップエリアのどまんなか、こんなところで大声を出して名前を呼んだりしたら、あの人の機嫌を損ねて殺されかねない。
私は見失わないように足早に彼の後を追った。

(どこに行くんだろう?)

どんどんと人気のない方へと行っている。
どうやら、ショップエリアの奥にある青色の部屋に向かっているようだった。

あの人が青色の部屋に入り、ドアが閉まる。
その先はどこへも行けない。
追い付ける。
そう思って、私も青色の部屋に入った。

瞬間、後ろ手にねじりあげられ、強い衝撃と共に床に組み伏せられた。

「痛っ!」
「あれ?」

背筋がぞっと凍りつくような殺気を放ちながら拍子抜けた様な声を出す。
相変わらずだった。

「なんか尾行してくるやついるなーと思ったらあんたか。相変わらず尾行下手だな。で、何?なんか用?兄貴に俺を殺してこいとでも頼まれた?」
「違う。とりあえず、離して」
「ご用件を先にどうぞ?」
「誕生日でしょ」
「は?」
「だから、今日はヴィロの誕生日でしょ!」
「……はぁ?」

間の抜けた声を出しても私を拘束する力は緩めないとか、ホント性格悪すぎる!

「なになに?祝ってくれるの?兄貴じゃないのに?」
「ソルさんと違って、祝ってくれる人なんていないでしょ。どうせ」
「へーぇ。あんたが祝ってくれるんだ」
「一応そういう用件で伺った次第ですが、ご迷惑なら帰りますから離していただけませんか」
「いやいや、そういうご用件なら大歓迎。じゃー、兄貴と違ってひとり寂しく誕生日を過ごしていた俺を慰めてもらおっかなぁ」
「ちょ!待って!そういうのはナシ!!!!!!!」

ヴィロが私のコスチュームに手をかけたその時、鈍い音と共にヴィロが私の上から吹っ飛んでいった。
拘束を解かれ慌てて身体を起こすと、ルミが腰に手を当ててヴィロを睨み付けていた。

「ロビアクのキック2便利だわー」
「こんの、マジで蹴るか普通?」
「私は弥涼のためならいつでも全力ですが何か?っていうか、あんたみたいな危ない男に会いに行くって言うのに弥涼ひとりで来させるわけないでしょう」
「あーはいはいそーですねー。俺はふたり一緒にお相手しても構わないけど?」
「お祝いに殴ってあげようか?かわいい女の子ふたりが左右から」
「ブレイバーハンターカンストしたふたりに両側から殴られるとか、俺の誕生日どんなだ」
「知らないよ。日頃の行いの悪さでしょうよ」
「あー、それは特に否定しないけど」

流れるようなふたりのやり取りに若干取り残されつつ、思ったことが口を突いて出た。

「なんか……。ルミとヴィロ、仲良し?」
「「はぁ?!」」
「あ、いえ。なんでもないです……」

いつの間に仲良くなったんだろう?

「で?体で祝うんじゃないなら何で祝ってくれるの?」
「弥涼、こんなにお望みなんだ。ぜひ体で祝ってあげよう」

ルミが胸の前で両手の指を交互に鳴らし、殴る気満々でヴィロを睨み付けた。

「待って待って。それじゃお祝いにならないよ。ヴィロは普通に誕生日祝ってもらうなんてそうそうしないで大人になったんだろうし、今日くらいちゃんとお祝いしてあげたいんだ」
「弥涼さん?相当ひどいこと言ってますが?」
「うん、知ってる」
「祝う気ある?」
「ないならそもそも来てません」
「あーはいそーですか。なんかもーめんどくさくなって来たから、とっとと祝ってくれる?」

ヴィロがもう飽きたと言わんばかりにため息をついたので、私はアイテムパックを開いて一覧から用意したケーキを選択して取り出した。

「ナウラのケーキ屋探すの苦労したんだから、心して食べるといいよ」

私はそういいながらろうそくを立てて順番に火をつけた。

「じゃー、歌いまーす」
「は?」
「あははは!お誕生日だもんね。弥涼に歌ってもらえるなんてヴィロうらやましー」
「はっぴーばーすでーとぅーゆー。ほら、ルミも歌って」
「ええええ?!私も?!」
「もちろん」
「えー……」
「わー。ルミエールの歌聞きたいなー、俺」
「歌うよ、ルミ」
「はぁ、しょーがないなぁ。ヴィロは後で殴る絶対殴る」
「なんで!」
「はっぴばーすでーでぃあヴィロくーん」
「名前に“くん”とかつけんな!」
「「ヴィロくーん!」」
「ハモるな!繰り返すな!」
「はいはい、照れなくていいから早くローソクの火消して」
「ルミエールさん、弥涼ってこんなに雑な性格でしたか?俺の知ってる弥涼となんか違うんですけど」
「強くなったんでしょ。いろいろあって。誰さんのせいでいろいろ酷い目にも遭ったみたいだし」
「あー、遭わせた気もする」
「……初めて会ったあの時やっぱり斬捨てておくべきだった」
「ルミエール怖っ!もうフィールドで出合い頭に斬りかかるとかやめてね?!」
「砂漠で私に斬りかかったのは誰よ」
「相当根に持ってるね、弥涼ちゃん」
「一生ね。ほら、お願い事いっこ思い浮かべながらローソク消してってば」
「願い事?あー、じゃ、兄貴死ねばいいのに」
「それ却下!」
「えー」
「えーじゃないから!」
「じゃーなんでもいいや」

そう言ってヴィロはふっと一息で火を消してしまった。

「なんでもいいって、あんた」
「しょうがないなぁ、もう」
「はいはい、ふたりともこんな俺のためにわざわざケーキまで持ってきてくれてありがとうございました。来年こそは体で祝ってくれるとうれし……」

ヴィロが最後まで言い切らないうちに、ルミの体がヴィロ目指して飛び上がった。
でも、二度目のロビアクキック2は、さらりとヴィロにかわされてしまった。

「避けただと?!」
「ふふん。さて、俺行くわ。一応仕事中なんで」

ヴィロの口から仕事と聞いて、自然と眉間にしわが寄る。

「何の仕事?」
「(アークスにとって都合の悪い)仕事に決まってるだろー」

口調は軽いけれど、きっと本当のことだ。
さっきまでのじゃれ合いが嘘だったように、ヴィロと私たちの間に緊張が走る。

「また妙な事しようとしたら、今度こそ本当に斬るからね」
「そんな怖い顔するなって。弥涼が俺より強ければ俺の仕事の邪魔ができる。それだけの話なんだし」

「じゃーねー」と後ろ手に手を振って、ヴィロは青色の部屋を出て行った。

「無駄なことしたかな」
「いいんじゃないの?お祝いしてあげたかったんでしょ。ヴィロもなんだかんだ言って楽しそうだったし」
「うん……」

ヴィロが分かり合える相手じゃないことは分かってる。
それでも祝ってあげたいと思ったんだ。

同じ日に生まれたふたりなのだから、同じように――。


-END-



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comment

  1. 2015/04/04(土) 23:53:07 
  2. URL 
  3. 諒 
  4. [ 編集 ] 
あんまり面識ないけどおめでとうございますー

  1. 2015/04/05(日) 06:38:10 
  2. URL 
  3. 椛 
  4. [ 編集 ] 
私も面識無いけどおめでとうございまーす

  1. 2015/04/05(日) 08:07:27 
  2. URL 
  3. 帷子ノ辻神 
  4. [ 編集 ] 
一度会ったことありましたね~

おめでとうございます~(・`ω・´)

  1. 2015/04/05(日) 10:40:49 
  2. URL 
  3. Lumiere 
  4. [ 編集 ] 
ニヤニヤしながら読んだwww
ソル、ヴィロ、お誕生日おめでとーw
いや~涼弥も強くなったもんだw
ロビーで武器が抜けるようになるといいねぇ~^^^
なんだかんだ、アイシャさんやソル達と仲良くなれたのも
涼弥のおかげだねぇ~
涼弥の周りには素敵な人がいっぱいだね!!

改めて、ソル、お誕生日おめでとー
良い1年になりますよ~に!!

  1. 2015/04/05(日) 15:49:00 
  2. URL 
  3. ヴィロ 
  4. [ 編集 ] 
あれっ?!
俺これは祝われてんの?
むしろ蹴られてない??!
(゚Д゚ )

弥涼貰えるって聞いたから、
一日好きにしていいのかと思ったのに
可笑しいな???


お小説を書いてくれて有り難うー。
中の人大感激!!
そして、コメの皆さんも有り難うございます!
うちのぶろぐで紹介してもいいかな??

  1. 2015/04/05(日) 18:52:59 
  2. URL 
  3. 弥涼 
  4. [ 編集 ] 
>諒くん
ヴィロに一度だけ会ったことあるね。

>もみたん
今度会わせてあげるよー。

>じんくん
じんくんもあの時いたね。
光の勇者と闇の勇者だ!

>ルミ
私の周りにはステキな人がいっぱいですよ☆.。.:*・゜
そして私の一番近くにいるルミエールはとってもとっても素敵なの(*・∀・*)人(*・∀・*)
だーいすき(*´艸`*)

>ヴィロ
祝ってるじゃない。
あと、進呈すると言ったのは中の人で、私は了解してない。
ヴィロの好きにさせたりしたら数字の前にRが付くよ!!
そんなの無理だー!!!


というわけでw
遅ればせながらおめでとうございました!
ブログぜひどうぞ!!
貼ってやってください!!


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